こんばんは。中坪悦子です。

本日立候補届出書類事前審査がありました。今年4月の大田区議会議員選挙の候補予定者は80名近くと聞いています。その中に子育て中のママさんがいらっしゃることについて私の想いです。

「子供が小さいうちは、子育てに専念でいるような日本にしたい」

と思っています。きっと今回立候補されている女性候補者もそういう思いだからこそ、政治家と言ういばらの道を選択しているのではないか、と思います。

私は昭和48年生まれ。第二次ベビーブーマーです。

両親はNTT社員(当時は電電公社という名前でした)で共働きでした。母は私を生んで5年間は子育てし、私が保育園に入るころに職場復帰しました。保育園にいつも母が仕事帰りに迎えに来てくれました。

小学校に上がると学童に入りました。学童も時間が決まっていたので、夕方5時には祖母が待つ家に帰りました。

夕ご飯までの間、祖母の内職の手伝いをしていました。アイスクリームの木のスプーンを紙の袋に入れる内職で祖母の昔話を聞きながら一緒に内職のお手伝いをするのが楽しかったです。

その時代は今よりも子供の数も多かったのに、待機児童はありませんでした。待機児童が問題となったのは1990年代後半以降からです。

何故、第二次ベビーブームの頃の方が子供が多かったのに、今のような待機児童の問題がなかったのか?

それは専業主婦が圧倒的に多かったこと。そして、子育てに祖父母が参加していたからです。

今、ひとり親世帯が増えました。核家族が増えました。三世代同居していても、祖父母は旅行やお出かけなど自分の趣味を楽しむことに忙しく、子育てに参加する家庭が少なくなったように思います。

そして、専業主婦がいなくなったことこそも少子化の原因の一つだと思っています。

女性活躍の名のもとに、子供を産んだばかりの女性が愛しいわが子を預けて働きに出なければならない。そうしないと生活がままならない。そういう日本になってしまった。

失われた30年、日本の経済が衰退している、日本人の所得が右肩下がりになっている、日本が貧困化してきた。

まさにこれがその骨頂だと思っています。

専業主婦で子供を育てられる日本に戻したい。そう思います。

三つ子の魂 百まで、という言葉の通り、幼いうちに母親の愛情が欠落してしまうと、人格形成に大きく影響します。そして、政治家と言う仕事。私は27年間サラリーマンとして営業職に携わってきました。女性の営業職もなかなかハードです。それなりにメンタルは強いつもりでおりました。しかし、政治家の精神力は、その非ではありません。こんなハードな仕事を子育て中のママがやらなければならない世の中。どうか子供のそばにいて上げてほしいです。幼い子供を抱えて街頭演説をされている姿を見ると、頑張って!と応援したい気持ちと、こんな世の中はおかしいのではないか、という気持ちで複雑です。

三世代同居、近居、地域の見守り力 これが私の政策です。

子育てをひとり親、核家族だけで行うのは今の日本では不可能です。経済的な問題だけでなく、相談できる相手、ちょっとしたことを気軽にお願いできる相手、必要だと思います。

江戸時代の長屋文化、昭和のご近所付き合いのような地域社会との繋がり、私はこの大田区ならできると思っています。私の大好きなこの下町人情ある大田区で「三世代同居 近居 地域の見守り力」で子育て・介護・福祉に取り組みたいと思っています。

皆さまのご意見、お聞かせください。

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