現在国会で審議されようとしているLGBT法案について、心配なことがあります。

T=トランスジェンダーの定義が「性同一性」から「性自認」の表現に変えられようとしています。

この「性同一性」と「性自認」二つを同じとして良いのだろうか?疑問があります。それは、「性同一性障害」は心の病。精神的な性別と肉体の性別が異なって苦しみ医師の診断を受け、治療をしている病気です。性転換手術をして心の性別と肉体の性別を同一にし、裁判所で認められれば、戸籍上も性別を変えることが認められています。一方で「性自認」については自分が自覚をしている性別のことで、性別を自分で決めることができます。過去にどうだったか、は関係がなく、ある時「私はトランスジェンダーで体は男ですが、心は女です」と言えば「性自認した心は女性の男性の体をもった人」となります。その人が本当にトランスジェンダーかどうか?第三者が外見だけでは判断ができないという難しさがあります。

公共の施設を使う一人の女性として、このような場合が考えられます。

女性トイレに一人で夜、入っている時。

銭湯の女湯に一人で夜、入っている時。

スポーツクラブの女性更衣室に一人で夜、着替えている時。

「心は女性」と性自認した自称トランスジェンダーの男性が入ってきたらどうでしょうか?ちょっと怖いな、と思いませんか?

最悪な想像をします。

もし入ってきた男性がトランスジェンダーでもなんでもなく、女性を襲うのが目的のレイプ犯だったら?いたずら目的の露出狂だったら?

しかも自分一人だけだったら。着替えをしている無防備な状態だったとします。

もし私だったら、そのような場面に出くわしたら、正直怖いです。

人生経験を積んできた今年50歳になる私でさえそう思うのです。

それがまだ幼くてか弱い女の子だったらどうでしょうか?

幼稚園の女の子だったら?

小学生の女の子だったら?

中学生の女の子だったら?

高校生の女の子だったら?

大学生の女の子だったら?

若い女性だったら?

男性の皆さんも想像してみてください。好きな女性が、大好きな彼女が、奥さんが、大切な娘さんが、

こうした怖い思いをすることになるかもしれないのです。

もし「心は女性」という自称トランスジェンダーの変質者が、幼い女の子が一人で女子トイレに入った後に忍び込み、トランスジェンダーを装っていたずらをしようとしたら?

かわいい子供たちが嫌な思いをしたり、怖い思いをするかもしれない法案になるかもしれません。

女性たちが怖くて女子トイレに入れない、女湯に入れない、女子更衣室を使えない、そういったことが起こらないとも限りません。

Twitterなどでも拡散されている、カレン・ホワイトという性転換手術を受けていないトランスジェンダーが、犯罪を犯し女子刑務所に収容されそこで婦女暴行を行ったという事件がありました。ジャーナリストの山口敬之氏が月刊Willで記事にされています。「性自認」で転向した稲田朋美 ー狙われる自民党保守系議員【山口敬之の深堀世界の真相㉟】 – WiLL Online(ウィルオンライン) (web-willmagazine.com)

また、スポーツの世界でも筋肉の差で女子選手がどんなに努力をしてもトランスジェンダーの男性に勝てないといった問題も起こっています。トランスジェンダーの競泳選手 リア・トーマス 18年には男子選手として大会参加 21年からは女子選手で(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース

トランスジェンダーの方は日本の人口の中で何パーセントいるのでしょうか?

それにより、日本人の約半数の大多数の女性たちが生き辛い世の中になってしまう可能性があります。

この法案の是非についてはもっと慎重な議論が必要だと思います。

また、現在のLGBT法案では、「差別はあってはならない」から「差別は許されない」というより強い表現に変えられようとしています。法案というものは破れば罰則があります。本当のトランスジェンダーかどうかわからない男性に対して女子トイレで襲われそうになっても「あなたは男性ですよね、出ていってください」と言ったらトランスジェンダーに対する差別として扱われてしまうかもしれない。

このことについて、もっと女性の皆さんとお話ししてみたいと思います。

ご意見、コメント頂けましたら幸いです。

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