本日2月11日は建国記念日です。戦前は「紀元節」と言われていました。今から2683年前、初代天皇神武天皇が即位した日が今日です。建国記念日という呼び方になったのは戦後です。

本日は主人と共に蒲田西地区の神社に紀元節のお祈りにお伺いしてきました。初代神武天皇と日本書紀の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」の八紘一宇に思いを馳せて。

私は昨年、友人の塾のお手伝いで中学生の勉強を教えていました。社会科の教科書には日本の建国に関する記述はなく、教科書に初めてて出てくる天皇は、第33代推古天皇でした。子供たちに初代天皇って誰か知ってる?と聞くと、「推古天皇」と返ってくるそうです。その理由がわかった気がしました。

今年、令和5年は皇紀2683年です。日本の年齢は2683歳ということです。現在は和暦と西暦を使っていますが、私は日本こそ世界で一番歴史がある国として皇紀を使った方が良いのではないかと考えています。

日本の伝統文化を守り、子供たちに日本のすばらしさ、日本人としての誇りを繋いでいくことが政治の役割、地域の役割と考えています。明治5年(1872年)に明治政府は、神話に基づき日本建国の年を西暦紀元前660年前に当たると定め、これを皇紀元年と定めました。そして皇紀2600年の昭和15年(1940年)には紀元二千六百年記念行事が行われ、皇紀2600年を祝した国民歌が制作され、大々的な国民行事として執り行われました。皇紀2700年になる17年後の2040年。皇紀2700年の式典が行われるかどうか危惧をしております。このまま行くと日本の皇紀が忘れられてしまうのではないか、と心配をしております。

初代神武天皇が、日向の高千穂(宮崎県)から大和国を平定するため出発され、橿原宮(奈良県)で即位された神武東遷の物語は古事記、日本書紀に書かれています。現在ではYoutuberの羽賀ヒカルさん、TOLAND VLOGさん、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが古事記の解説の動画を配信されており、日本の神話を学び直す大人が増えております。

神話の中には多くの民族との戦いの歴史が記されています。日本の神社には海外の神様をお祭りした形跡がいたるところで見ることができます。日本の神社にいろんな神様がいらっしゃるのがその証です。海外の戦いの歴史のようにその民族を滅ぼすのではなく、信仰や文化や人を受け入れて、元々あるものと融合して新しい文化を形成していく。とても日本的な融合システムだと思います。

本日の良き日に多くの方が日本の神話を学ぶ機会になることを願っています。

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