27年間、中小企業でサラリーマンをやってきた私が、なぜ区議会議員になろうと思ったか。 仕事もうまくいかない、人間関係もうまくいかない、精神的にも肉体的にもボロ雑巾のような人生どん底の時に蒲田に住んでいる今の主人からお神輿に誘われました。一人の人間として、仲間として迎えてもらえたこと、人の温かさを感じ、乾いた心に染み入りました。そんな折、「真玉泥中異(しんぎょくでいちゅうにことなり)」という禅語に出会いました。本当の宝物はたとえ泥の中にあっても輝きを失わない。この言葉には「あなた自身が宝物」という意味があります。 自らを否定しても前には進めない。「得意なことを見つけ、それを伸ばして、人を幸せにする」これが私の人生の答えだと思っています。人生100年時代、来年ちょうど50歳で折り返し地点です。残りの人生は転機となった、ここ大田区で地域社会のために生きていきたいと思います。そして、この挑戦で私は一皮剥けることになると思います。その姿に未来が見えないと諦めている人が、勇気を出して一歩前に進むきっかけになれば、と思います。